【創業補助金1】事業計画書作成



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創業補助金を活用して事業を展開するシリーズ~1~ 

応募から採択までの道のりを綴っていきます

 

以前、メルマガにも書いた創業補助金。 この制度は素晴らしい。

新規創業したい人はたくさんいるが、資金面であきらめている方へ

最大で700万円を出資してもらえるという2013年限定の制度である。

そうなんです。いただいた補助金は、返済しなくていいのだ。

 

詳しくはこちらをクリック  メルマガ  ■第二回配信内容 2013年7月8日

 

私も10月締め切り分で応募してみました。

私は会社を経営しているので、個人事業での新たな創業ということになる

なかなかしっかりした事業計画書を作成しなければなりません。

ここではその事業計画書を公開したいと思います。

 

選んだのはオリジナルマンガ制作です。

私の会社でも、パンフレットをマンガにしてみたことがありました

マンガ化することによって、ユーザーが読んでくれる確率が高くなったという経験があります

これがそのときに作成したマンガです

起業ストーリーマンガ

会社のサービス案内マンガ

 

 【1事業テーマ名】  

中国人経営者を対象とした広告用企業マンガの制作 

 

【2事業計画の骨子  】 

日本のアニメ・マンガの評価が高い中国市場にて、

経営者の起業物語や、商品案内をオリジナルマンガで制作する

 

【3事業の内容】

中国で非常に人気のある日本のマンガ文化。

中国の中小企業経営者を対象に、日本マンガをモチーフとした

オリジナルのマンガ作成サービスを提供する

内容は、経営者の起業ストーリー、商品・サービスの開発秘話、企業PRなどである

完成したマンガは自社WEBサイトやパンフレットに掲載するなど、用途は自由である。

目的は顧客への広告宣伝、囲い込み、従業員への理念共有などの効果が見込める。

日本でも、パンフレットや企業案内などは、読まれないことがほとんどであるが、

マンガにすることにより 多くの方に読んでもらえる機会が増える

 

【4製品・サービスの独創性】

日本国内では、商品・サービスのPRをマンガにて制作してくれる企業は約20社程度はある。

しかし本件事業は、同様のサービスを中国へ展開していくことにより差別化を図っていく

中国での日本マンガの人気・中国人経営者のもつ強い自意識から、市場として非常に魅力的である

また本件事業のマーケティング手法として、著名な経営者のマンガを無料で作成させていただき

SNSをフル活用することにより、拡散させる予定

また完成したマンガは電子書籍化するサービスも付加していく

 

【5市場の特性、市場規模】

中国での日本マンガ市場は、海賊版が中心であるため、正確な数字を算出することは困難である

北京・上海・広州での調査では、販売されている漫画やアニメーションの内90%が外国の物で、

また別の調査では全体の60%が日本・韓国の漫画やアニメーション、29%がアメリカ・ヨーロッパ、11%が中国となっているそうだ

中国では、インターネットで不正にデータ化されたマンガコンテンツが、アニメと同様に海賊版が多く出回っていることから、市場は不透明となっているが、確実に日本マンガは浸透している

一般的にメンツが大切で、自意識の強いといわれている中国人男性。その中でも経営者はさらにそういった特徴が強いと考えられる

中国の中小企業数はすでに1億を超え、数にして中国企業全体の99%を占めるという。

GDP(国内総生産)の60%を担い、納税額は国家税収の50%に上る。

広く浸透している日本マンガをモチーフに、経営者自身を主人公としたマンガを制作するというサービスは自意識の強い中国人経営者には、普及する可能性が高いと考えている

 

【6創業する動機・きっかけ及び将来の展望】

私には、営業担当の方とお話したり、様々な企業の方と接する機会が多々あります。

その際に必ずいただけるのが綺麗にデザインされた会社案内です。

しかしながらしっかりと読んだ記憶がほとんどありませんでした。

友人・知人に調査した結果、同様の経験を持っている人が90%を超えていました

そういった経験もあり、自社の案内パンフレットをマンガにて制作、

私自身の起業ストーリーをマンガにて制作。

お客様からの成約率が20 %以上UPいたしました。 

私には留学経験があるのですが、中国人の友人がたくさんいました。

彼らは日本のマンガに強い興味を持ち

中国では、日本マンガの同人誌販売会というイベントが100以上あり、一度のイベントで

2万人近くの来場もあったそうです

この2つの経験が、創業するきっかけとなりました

日本マンガは、中国だけでなく世界中で高い評価を受けているため、

東南アジア諸国への進出も視野にいれていきたい

 

【7スケジュール】

(採択後3年間に取り組む事業内容と実施時期)

<1年目取り組む内容>

上海や北京の中国現地調査 / インターネットを活用した接客フロー構築

ホームページ制作 / 中国人スタッフ雇用 / 中国市場専門マーケティング会社選定

著名な経営者からサンプルマンガ作成の許可を獲得  

マンガ制作のためのヒアリングテンプレート作成

<2年目取り組む内容>

「人人網(レンレンワン)」「微博(ウェイボ)」などのSNSを活用 

10種類以上の画風をそろえるため、マンガ家の発掘を行う 

上海自由貿易区で開放されるfacebookを活用したマーケティング

中国語パンフレットマンガを作成 SEO対策の実施

<3年目取り組む内容>

著名な経営のサンプルマンガを5件以上作成→WEB上で話題を集める

東南アジアの市場調査、進出する2カ国目の市場選定

 

【8創業する事業の知識、経験、人脈、熱意】

マンガ家を目指していた知人が10名ほどいる。その中の数名には、

自社のPRマンガを書いてもらっていました

また中国市場の開拓を専門とした会社にも知人もいます

そして何よりも、私は日本の誇れる文化でもあるマンガを

世界に浸透させたいという強い思いがあります

さらなる中国へのマンガ文化浸透の一助として、

身近な経営者が主人公であるマンガをきっかけにしていきたい

 

【9価格設定、売上高・売上原価の根拠、販売促進活動】

対象とする顧客は年収の高い経営者のみ  絵柄は10種類以上の画風から選択できる

単価15ページ40万円にて提供。 原価である原稿料は10万円

ストーリーも構成するため、高額な価格設定にしておく

著名な経営者のマンガを無料で作成させていただき、

SNSをフル活用することにより、拡散させる予定

2年目からは、中国市場開拓コンサルタントの協力のもと、中国現地での販促も実施したい

 

この他にも、綿密な予算計画などを、きっちり数字を入れて作成しました。下記を参照ください

ダウンロード
【添付1】マンガ事業予算計画.xls
Microsoft Excel 41.0 KB

提出するときは、書類の不備があってはいけないので、直接もっていきました

さてどうなるのでしょう? はたして採択していただけるのでしょうか?

 

実はこの創業補助金は3種類ある。

そして700万円が支給される海外需要獲得型起業のみ面談がある

次はこの面談について書いてみたい。 第2回はこちら

 

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