人気BLOG「おもしろコント社員7人の笑える失敗談」がついに書籍化!エリートしくじリーマン血風録 笑撃! 本当にあった腹筋崩壊タスク49。会社で起こるちょっと天然ボケエピソードをまとめました。著者:松村裕樹
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エリートしくじリーマン血風録
笑撃! 本当にあった腹筋崩壊タスク49 (スマートブックス)
株式会社バロックワークス代表松村裕樹の電子書籍を試し読みいただけます。
まえがき 若手社員との接し方に悩む方へ
プロローグ コント社員の定義
第1章 おつかい
第2章 ビジネススキル
第3章 ITスキル
第4章 電話応対
第5章 知識
第6章 ビジネスマナー
第7章 コミュニケーション
第8章 雑務
第9章 テーブルマナー
あとがき 世代間のギャップを楽しみ、明るく笑いのある職場にしよう
この本は実話を元に、内容をわかりやすくするために、ほんの少しだけ脚色を加えています。
いわばノンフィクションとフィクションの中間、ファクションです。しかしあくまで基本ベース(90%以上)は実際に起こった出来事ばかりです。私は東京と大阪で会社を起業して数年になります。その間、インターンシップを活用して50名近くの学生を見てきました。
その中には大学4年生、新卒で就職できなかった若者もいました。そこには7名ほどユニーク……いえ、はっきり言って仕事ができない若者たちがいました。彼らの中で数名は正社員として採用しましたが、衝撃的な信じられない事件を連日、起こしてくれます。 彼らがゆとり世代に相当するからゆとり社員と名付けてもいいのですが、それではすべてのゆとり世代が「ダメ」ということになります。ゆとり世代の中にも多数いる「デキる社員」に申し訳ないです。そこで彼らをしくじリーマン(しくじり+サラリーマン)と呼ぶことにしました。この本は私が過去に雇用、または現在雇用しているコント社員たちの笑えるエピソードを集めたものです。彼らと接していくなかで、世代間のギャップを受け入れ、彼らのとんでもない行動を楽しめるようになった私の日常を書きつづってみました。
真面目に仕事をする人もいれば、ゆとり思考で仕事をする人もいる。しかし、どちらにしてもしくじってしまうのが、しくじリーマンです。彼らと日々、接していてわかったことですが、
彼らは天然ボケで、失敗するほうが難しい超簡単な業務もたやすく失敗してしまいます。
また、恋愛等に積極的になれない、いわゆる草食系です。しかし、ガツガツしていない分、根はとても柔軟で優しい性格です。 彼らは欲が無く、自宅でインターネットと共に過ごすのが一番落ち着くと言います。外食も激安のファーストフード、牛丼などで事が足りると。
以上のようなことが挙げられますが、要するに、煩悩を捨て去っている聖人君子と同じと言うと、言い過ぎでしょうか? 確かにしくじリーマンと仕事を始めた頃は、考えられない衝撃的な事件の連続で唖然《あぜん》としました。
友人達へしくじリーマンの話をすると、このエピソードを眠らせておくのはもったいないと口を揃えて言ってくれました。それがきっかけで3年前から、彼らのことをブログに書き始めました。そして、友人達の後押し、ブログの反響もあってコント社員たちのエピソードを本にまとめる事にしました。 本屋の棚に並ぶビジネス本、ノウハウ本を見ても堅苦しい内容のものが多いですが、この本はそれらの本とはまったく異なる対極に位置する本と言えるでしょう。本の中のエピソードは90パーセント事実、10パーセント脚色です。
2012年5月から書いているアメブロが電子書籍のベースになっております。アメブロ上でいただきました読者様からの感想をご紹介します。
会社ネタ大好きです。今日は夜勤なので、暇な休憩中に過去記事読みあさる予定です
うはははははっ!面白い!こりゃ面白い!^o^早速読者登録させて下さい!Iくんサイコー!ウチの長男(9歳)も彼と同じオオボケ君なので将来は社長の会社でぜひ!
完全ツボです。そんなミスを暖かくギャグにできる気質を是非見習いたいです。
びっくりするぐらいできない社員のお話がどうなるか興味あります。まだブログをちらりとしかみていないのですが、一度人選で失敗があったので勉強になると思います。
世知辛いこのご時世に、こういう遊びの部分を楽しめる余裕、素敵過ぎるその感覚に脱帽です(笑)社員さんは幸せですね!これからも頑張って下さい!
世代間のギャップを楽しみ、明るく笑いのある職場にしよう。 よく耳にする「組織論2・6・2」というのがあります。20パーセントのできる人、60パーセントの普通の人、20パーセントのできない人と解釈されています。 20パーセントのできない人を排除しても、残りの80パーセントからまた、できない人が生みだされ、再び同じ比率に戻るというのです。仮にこれが事実とすれば、できない社員を厳しく教育しても良い事にはならないということでしょう。一定の人数以上の組織になれば、ちょっと困った社員たちはどうしてもなくならないということであるならば、彼らを排除しようとすること自体が意味のない事と言えるのではないでしょうか?それに彼らの失敗は少し常識が足りていないところはあるものの、悪気はない場合が多いように感じられます。時にはその愉快な? 失敗のおかげで、彼らに対して腹立たしくも親しみを感じてしまう自分がいるのです。