会社で起こる面白いエピソード集
会社で起こる面白いエピソード~30~

取引先主催のパーティに参加してみよう



先日、ちょっとしたきっかけで

某レストランにて私がセミナーをすることになった

 

受付スタッフが、必要なので従業員を数名、セミナーへ連れて行った

セミナーも終わり、そのあと懇親会パーティがあった。

 

私達の会社一同は、主催者側ということもあり

レストランの隅のテーブルに陣取った。

このパーティはバイキングビュッフェ形式であり

料理やドリンクは、ビュッフェテーブルまで、各自取りに行く

セミナーで登壇した私。

たくさんの参加者の方がご挨拶に来てくださり、名刺交換などをおこなっていた

 

誠にありがたいのだが、これでは料理が取りにいけない

それを見たうちの社員Kさん

気をつかって、料理を適当に我々のテーブルに持ってきてくれた

Kさん

「これ 食べてください」

 

「ありがとう」

満遍なく様々な種類の料理がお皿にある。

それを見ながら料理を食べ続けているHくん

彼は自分では料理を取りにいっていない、

先輩が取ってきてくれた料理を食べている

ちなみにHくんは一番後輩である。

こ、これは、ちょっと一言 教えてやったほうがよい

「Hくんも料理を何か適当にとってきて」

Kさんが持ってきた唐揚を、必死に食べ続けるHくん

唐揚げに必死で、聞こえないようだ

仕方ない・・・もっかい言ったれ。

「Hくんも料理を何か適当にとってきて」

Hくん

「あ、は、はい」

 

料理をビュッフェテーブルまで取りに行くHくん

数分後 戻ってきた彼。両手にお皿を持っている

どちらのお皿にも、唐揚げのみが山盛りである。

それを見た社員一同

「??????」

「まあ ええわ みんなで食べよう!」

必死に、唐揚を食べ続けるHくん

しばらく全員で食べていたが、さすがに唐揚げはまだ残っている

多すぎるのである。明らかに取り過ぎである。

 

唐揚げ以外はお皿からなくなったようだ

「Hくん 料理なくなったから、

みんなの分の料理を持ってきて。唐揚げ以外で」

Hくん

「あ、は、はい」

料理をビュッフェテーブルまで取りに行くHくん

数分後 戻ってきた彼は、何と???

両手にお皿を持っている

な、何と?!

またしてもどちらのお皿にも、大量の唐揚げ

さらにまたしても持ってきた料理は唐揚げのみ

唐揚げONLY!唐揚げのみ!

Kさん

「Hさん、なんで唐揚ばっかりなんですか???」

Hくん

「僕は唐揚が大好きなんですよ!!!」

「そ、そらまあ唐揚を嫌いな奴はなかなかおらんけども・・・

みんなの分をいろいろもってこい」

Hくん

「これはみんなの唐揚げですやん」

み、みんなの党みたいに言うなや

もはや意味がわからない。日本語は通じているのだろうか?

ちなみに、おもしろかったので

試しに、このあと、もう一度彼に料理を取りに行ってもらった

持ってきたのは三度目の 両手で大量の唐揚げでした・・・

当然ですが、唐揚げだけを持ってきてくれました。

もはや 狂ってやがる

 

そのあと確認したのだがこのパーティのビュッフェテーブルから

唐揚げだけが、きれいになくなっていた

まさにスッカラカンである

 

他の参加者は、唐揚げをしっかり食べられたのだろうか・・・

心配である・・・