しくじリーマンが風邪をひく～その2～
あまりに顔色が悪いのだが、なかなか病院に行かないKくん
やっと会社を出発。何とか病院に行く気になってくれた…
あ！！ひとつKくんに言い忘れていた。
病院までは徒歩で10分程度。
さっき会社を出発したばかりなのでまだ病院には着いていないはず。
着いていても待ち時間がある。
ちょっとKくんの携帯に電話してみよう。
Kくんが電話に出た。
私
「Kくん。もし風邪とかインフルエンザなら
会社に戻らなくていいから、今日はそのまま家に帰って寝てくれ
みんなに移るとダメだから」
Kくん
「いいんですか？仕事たくさん残ってます」
私
「いいよ。帰って休んでくれ。他の人に風邪がうつったらダメだから。
とりあえず診察が終わったら結果報告の電話くれ」
Kくん
「わかりました。ありがとうございます」
そのまま1時間ほど経過・・・
診察後にはKくんから会社へ電話をかけてもらうことになっている
診察結果の報告である。
さらに30分経過。
まだ電話はかかってこない。
もう1時間半たっている。
気になるので私からKくんに電話してみた。
Kくんが電話に出た。
私
「診察結果はどうやった？」
Kくん
「風邪でした。熱が39度あります」
私
「じゃあ他の人に移ったらダメだから
今日はそのまま家に帰って寝てくれ。家に直帰してください」
Kくん
「はい。わかりました」
何と！！この後、衝撃の事実が…
数秒後。
某社員からの報告。
「社長、Kくん会社にいますよ」
何と私が電話でしゃべっていたときには
Kくんはすでに会社に戻ってデスクにいたのである。
そして会社のデスクで私としゃべっていたのだ。
どうやら携帯電話はバイブにしていたようである。
いやいや。
他の社員に風邪がうつったらアカンから
直接家に帰って家で休め言うたんやん！！！
今日はこのまま直帰やん！
Kくん
「みんな忙しいのに僕だけ帰らせてもらうのが
申し訳ないので謝りに戻りました」
職場であったおもしろエピソード集。職場の面白い人たちをまとめていきます。